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着物は袖を通すと、不思議と人の暖かみを感じます。

色彩豊かな生地は、華やかで凛としたもう一人の自分に出会えます。

京都の町家で和の世界を楽しみませんか。

​レッスン後お時間のある方はそのまま散歩に出かけましょう。

きものを着たら、なにしよう!

 

きもの=着もの

語源は、着る物。

それが、明治に入り洋服が入ってきたことにより、

「和服」という言葉がうまれ、

現在では、「きもの」は「和服」という意味で多く用いられます。

この「和」という字について。

私たちの国は、古くは中国から「倭」の国と呼ばれていました。

ご先祖様が「倭」ではなく、「和」にしようと決めたそうなのです。

「なごむ、調和する、あえる、力をあわせる」

ご先祖様の真意は今ではわからないけれど、この「和」は日本文化の中心にあるものだと思います。

「脇をしめる」「姿勢をただす」「大股で歩かない」「丹田に力をいれる」

きものを着ての振る舞いは、慣れるまでは不便なこともあるかもしれません。

しかし、気持ちが落ち着き、まわりを気遣う気持ちが生まれ、和がとれていく。

そんな感覚をぜひ味わってみてください。それはきっと自信にもつながります。

 

そして、

きものを着て、少しだけ行動を起こしましょう。

 

美味しいごはんを食べる。

和食を学ぶ。

散歩にでかける。

日本酒を楽しんでみる。

音楽に耳をすませてみる。

きっと、あたらしい「和」が生まれるでしょう。

そんなお手伝いをぜひさせていただけたら、と思っております。

​彩冶可

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